個人のアイデアの取り扱いについて

個人のアイデアの取り扱いについて

ブログを見て頂きありがとうございます!

本日、個人のアイデアの取り扱いについて、お客様から連絡がありました。

新しいアイデアを知的財産で保護したいという内容ですが、
いかんせん、個人のアイデアなので、ビジネスとしての想定があまりありません。

新しいアイデアを権利化するためには、特許、実用新案、意匠、商標など、いずれであっても、
費用が掛かります。

法人であれば、権利化したことにより、ビジネスツールとして使用していきますので、
費用の回収が可能です。

一方、個人の場合、ビジネスを想定しなければ、ただ、権利化しただけになってしまいます。

私の場合、知的財産は、ビジネスツールであることを説明した上で、再度、検討してもらうようにお伝えしました。

折角、出願して、権利化しても、費用を回収できる方法が無ければ、宝の持ち腐れになり、
お客様にとってあまり喜ばれない結果になり兼ねないからです。

弊所では、新しいアイデア等であっても、無理に知的財産を申請するように話はしません。

この部分は、いつも悩むところですが、最終的にお客様に問うて、お客様が納得する形で結論を出して頂いた方が良いと思っています。

もう一度、お客様で検討して頂き、結論を出して頂ければと思います。

また、仕事に戻ります。

最後まで見て頂きまして、ありがとうございました!

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