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YahooJapanニュースで、「「酷MA萌」→「熊本熊」に くまモンの中国語名を変更」という記事がありました(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190308-00010003-nishinpc-soci)。
熊本県が、PRキャラクター「くまモン」の正式な中国語名を「酷(クー)MA(マ)萌(モン)」から「熊本熊(シィォンベンシィォン)」に変更するとのことです。
酷MA萌は、中国語で「かっこいい」を意味する「酷」と、「かわいい」の「萌」、海外キャラクターと分かるようアルファベット「MA」を組み合わせた名前とのこと。
ネーミングとして面白いですが、なんでも、中国の現地企業が勝手に 「酷MA萌」で商標登録するケースが相次いでいることから、改称したとのこと。
中国では、相手の商標について勝手に出願して権利化するケースが増えており、私のお客様でも、取引先の中国企業がお客様の商標を中国商標として勝手に権利化しているケースがありました。
中国の商標出願は急増しており、700万件/年を超えています。日本の商標出願が120万件/年と比較して、大きな差があります。
その原因は、中国企業が勝手に第三者の商標を中国商標として出願しているケースが多いのではないかと思ってしまいます。
中国へ進出する企業にとっては、先に中国商標を押さえた方がよさそうです。
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