商標登録サービス「Cotobox」がフルリニューアル–“似ている商標”も詳しく表示

商標登録サービス「Cotobox」がフルリニューアル–“似ている商標”も詳しく表示

2019-04-10

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CNET Japanで、「商標登録サービス「Cotobox」がフルリニューアル–“似ている商標”も詳しく表示」という記事がありました(https://japan.cnet.com/article/35134950/)。

なんでも、オンライン商標登録サービス「Cotobox(コトボックス)」を運営するcotoboxが、フルリニューアルを実施したほか、無料ユーザーに対しても、商標検索と商標ウォッチング機能の提供を開始したとのこと。

又、 (1)「似ている商標」の表示機能、(2)検索条件および結果の保存機能、(3)商標管理機能という3つの新機能を搭載したとのこと。「似ている商標」の表示機能というのは、おそらく、商標の類否を確認する機能だと思いますが、商標の類否は、個別具体的であり、システムで出来るのかな?という疑問はあります。

更に、ネーミング案を多数ストックでき、登録すべきネーミングを決めた際に、即座に出願の申請を行うことが可能とのこと。ユーザーさんは、いつも急いでいますから、商標の登録可能性を見て、そのまま出願申請出来る点はすごいかなと思います。

ただ、個人的には、商標の登録可能性は、結局、弁理士に確認してもらった方が良いと思います。

例えば、無料ユーザーでも利用出来るとのことで、試しに、以前、特許庁で拒絶になった「そだねー」を入力してみました。

すると、『「似ている商標」はありません』と出てきました。この表示を普通のユーザーが見た時、「そだねー」に登録可能性が有ると思って、誤って再度出願する可能性があると思います。

結局、商標の登録可能性は、類似商標以外に識別力など、様々な要因が絡み合いますので、それらの要因を全てシステムで行うことには限界があると思います。私的には、その都度、弁理士に聞いた方が良いと思います。

最後まで見て頂きまして、ありがとうございました!

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