講談社、海賊版被害で提訴 1億6千万円請求

講談社、海賊版被害で提訴 1億6千万円請求

2019-07-18

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YAHOOJAPANニュースで、「講談社、海賊版被害で提訴 1億6千万円請求」という記事がありました(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-00000149-kyodonews-soci)。

「講談社は9日、同社の漫画や雑誌を無断コピーした海賊版サイトのURLをまとめ、利用者を誘導するリーチサイト「はるか夢の址」を運営するなどしたとして著作権法違反罪などで実刑判決を受けた男性被告3人に、計約1億6千万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴したと発表した。」とのことです。
すでに、著作権法違反で実刑判決を受けているので、刑事訴訟では勝訴ですね。次は、民事訴訟で、彼らに対して損害賠償を請求する形ですね。刑事訴訟と民事訴訟は別なので、講談社として、彼らにダブルパンチを食らわすことになりますね。
よっぽど頭に来ていたんでしょう。

「広報担当者は「組織的な違法サイトの運営者を訴えるのは講談社として初めて。著作権侵害の被害は年々深刻化している。運営者の責任は重く、民事上の責任も追及する必要がある」と話した。」」とのことです。
先日も取り上げましたが、インターネットの海賊版サイト「漫画村」の容疑者が海外で逮捕されました。今回も、インターネットの海賊版サイトによる広告収入を得るというビジネスモデルでの著作権侵害の事例です。このような形態は、去年もありましたし、どのような方でも簡単に実施し易いというところで、頻繁に侵害者が出てきているんだと思います。

一方で、海賊版サイトで、人気漫画等を無料で閲覧している一般ユーザーにも問題あるんだと思います。
現行の著作権法では、一般ユーザーが侵害品であることを知りながら、という「故意」の要件で捕まるか否かが決まるので、その点は、著作権者にとって立証が難しく、著作権者が一般ユーザーの取り締まりまで進めないという歯がゆいところがあると思います。

私たちとして気を付ける点は、「出来るだけ侵害品にはタッチしない」というところでしょうね。

最後まで見て頂きまして、ありがとうございました!

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