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中国で「羽生結弦」が商標登録申請 所属のANA「状況は把握している」

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YAHOOJAPANニュースで、「中国で「羽生結弦」が商標登録申請 所属のANA「状況は把握している」」という記事がありました(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000013-jct-soci)。

なんでも「フィギュアスケート五輪2大会連続金メダリスト・羽生結弦選手(24)の名前を中国の企業が商標登録申請していることが分かった。羽生選手が所属する全日本空輸(ANA)は取材に対し、申請について「状況は把握しています」としている。」とのことです。

有名選手の商標を本人でなく他人が出願していることは由々しきことと思います。
商標は、先願主義であり、中国では、他人の商標を取得して、本人に売りつけるというビジネスもありますので、事業者の方は注意しないといけませんね。

「商標登録申請の情報は中国のSNS「微博(ウェイボー)」で書き込まれており、ANA公式アカウントが反応していた。
■4月28日付で2件の申請
 ウェイボーユーザーの書き込みがあったのは2019年8月4日。「羽生結弦」(原文の「結」の字の偏は、糸偏の1・2画目の下に横棒)を商標登録しようとしている企業があり、もし申請が通れば皮革製品などに「羽生結弦」の名前が使われる可能性があるとしている。」とのことです。

商標は、指定商品又は指定役務とセットになって権利化されます。
指定商品を「皮革製品」としているところをみると、衣服関係の企業が出願した可能性が高いですね。
「羽生結弦」をマークとして付けることで皮革製品の販売力に繋がるのか疑問はあります。

「編集部が実際に同DBで調べると、確かに同じ項目が見つかった。申請のうち1件が5月16日付、もう1件が5月20日付でそれぞれ受理され、審査に入ったことが記録されている。申請したのは2件とも同じ中国企業だった。
 ウェイボーの投稿者は「自分たちファンができることは限られています。この投稿が拡散され、(羽生選手が所属する)ANAに届くことを願っています」(原文は中国語、編集部和訳)としており、商標登録されないことを望んでいると見られる。すると8月5日、ANAの公式アカウントが反応し、「ご教示とご心配くださり感謝します。関係部署が本件の進行を懸念しています。全日空は今後も羽生結弦選手を守ります」(同上)とのメッセージを送った。」とのことです。

中国人のファンの方が、商標登録にならないように望むようなメッセージを発信していますね。この中国人のファンの方はまともですね。「羽生結弦」選手は中国人にも愛されているってことですね。

「「適宜マネジメント会社と連携してまいります」
 ANA広報は7日、J-CASTニュースの取材に「商標登録申請がされている状況は把握しています」とした上で、「当社が確認している範囲で、全体として7件の申請がなされ、すでに5件は却下されていることを把握しています」とも答えた。
 上記の商標DBでは、過去にも「羽生結弦」で商標登録申請されていた記録が見つかった。17年8月~18年7月の間に計5回の申請があり、いずれも審査の結果「拒否、却下または無効」の判断が下されている。申請したのは4社で、いずれも今回の企業とは異なる。
 商標申請に対する対応などを検討しているかどうかについて。ANA広報は、
「引き続き、状況把握に努め、適宜マネジメント会社と連携してまいります。ANAグループは今後とも羽生結弦選手を応援していきます」
と話している。」とのこと。

すでに同じような名称で出願されていたようですが、「拒否、却下または無効」という判断だったそうです。オリンピック選手の氏名であれば、著名性を有すると思いますので、その点で、中国の特許庁もきちんと判断されたということですね。
中国では、こういった他人の商標を出願して権利化し、後から本人に販売を押し付ける方が多くいます。今回は、著名な氏名なので、登録にならずに済んでいますが、一般的な名称であれば、権利化が進んでいる可能性は高いです。
ですので、中国進出を考えている方は、なるべく早い段階で弁理士に相談した方が良いと思います。

最後まで見て頂きまして、ありがとうございました!

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