「香川小豆島」中国で商標申請 異議申し立て検討

「香川小豆島」中国で商標申請 異議申し立て検討

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YAHOOJAPANニュースで、「「香川小豆島」中国で商標申請 異議申し立て検討」という記事がありました(https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190801-00000046-ann-int)。

なんでも、「香川県によりますと、1月に中国の大連市の個人が麺類や調味料などの加工食品について、「香川小豆島」という文字を商標として登録するよう中国の当局に申請しました。当局は6月に異議申し立てがないかを公告していて、その締め切りが来月12日に迫っています。商標登録されてしまうと、中国で小豆島の商品を販売する際に支障が出る恐れがあります。香川県などは登録を認めないよう異議申し立てを検討しています。」とのことです。

中国の個人が、日本の周知名称「香川」や「小豆島」に目を付けて、先取り的に出願して権利化したようです。中国での新規商標出願件数は、なんと、351万5千件であり、日本が19万件ほどですので、中国での出願件数の多さがうかがえます。
その出願の中には、やはり、悪意を持った方の出願は多いと思います。他国での名称が中国で周知かどうかを判断するのは困難ですので、審査ですり抜けて登録になってしまうんだと思います。

このような事態を避けるためにも、中国進出の際には、弁理士に相談して、事前の商標確認は必須と思います。中国商標に関して、ご相談があれば、是非、お問い合わせ頂ければと思います。

最後まで見て頂きまして、ありがとうございました!

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